井の頭線を家族で楽しむ のんびり散歩でゆったりと

井の頭線はその沿線名の由来となっている「井の頭公園」を中心に、自然を満喫しながら生活できることで、都心に通うファミリー層や1人暮らしの学生、社会人など若者にも大人気のエリアです。
この井の頭線をたのしむことができるスポットや、ぶらりと散歩を楽しめる場所を紹介します。

○井の頭線はお散歩コースがたくさん
都会にいながら、これほどに自然を感じることができるのかと思うほど、井の頭線は散歩スポットに満足できるエリアです。
人気の吉祥寺を始め、各公園や川沿いを歩くコースをいろいろと探索していると、人気のカフェや飲食店、雑貨屋さんやサブカルチャーにも触れることができます。

●定番 井の頭公園周遊散歩コース
毎年春になると、桜花見客でにぎわう井の頭公園は、井の頭池の周りをぐるりと一周するだけでもその自然の豊かさとのんびりした時間を楽しむことができるほどの規模です。2017年には開園100周年を迎えます。
毎週末には大道芸やミニライブ、蚤の市などの催しが行われ、散歩しがてら毎週違ったイベントに参加できることでも人気があります。
井の頭中の島にある、音楽芸能の守護神「井の頭弁財天」は、神田上水源の水神様としても信仰が厚く、江戸時代から親しまれています。
西側に位置する場所にある湧き水スポット「お茶の水」は徳川家康もその良質な水源を好んだとも言われるほど。
散歩コースとして、江戸時代から慣れ親しんでいる水神や湧き水、大池をめぐっているだけで、楽しみながら充分に運動ができそうなほどの散歩ルートになります。

●公園通りをぶらりと散歩
井の頭自然文化園でゾウのはなこやカモ、白鳥などの水鳥を眺め、そのまま公園通りを散策するコースも人気です。
通り沿いには有名串焼き店やカフェもあり、小腹を満たしながらゆったりと散歩ができるのも魅力でしょう。
公園通りから中道通り、昭和通り、大正通りと商店街をスローペースで散歩しながら、日用品を買い物し、オシャレなレストランや雑貨店に寄り道するのも人気の周遊プランです。

●歴女も喜ぶ寺巡り散歩
武蔵野市には、江戸時代から多くのお寺があり東西に走る街道がつくられていました。今でも、五日市街道沿いにある武蔵野八幡宮付近の月窓寺、光専寺、蓮乗寺、安養寺(四軒寺)は参詣客も多い人気スポットです。特に吉祥寺の氏神様でもある武蔵野八幡は、その歴史も古く、訪れる観光客でにぎわっています。

元街通りやサンロードなど、買い物がてら楽しむことができる周遊散歩から、自然や寺巡りもできる井の頭線は、住む人も訪れる人も楽しむことができる沢山のスポットがあります。
【著  者  長 岡  利 和】


投稿日

カテゴリー:

最新記事一覧