住宅ローンで中古住宅が購入可能 チェックすべきポイントは

わざわざ新築にこだわらなくても、安い中古物件を買ってリフォームすればお得なマイホームを手に入れられる!と考える人は年々増加傾向にあるようです。
確かに、一から施工を依頼する新品に憧れはあるでしょう。しかし、程度の良い中古住宅や、築年数が経過してリフォームを済ませた物件なども、不動産業界では多く見かける様になりました。
中古住宅人気が高まっている中で、実際に住宅ローンを利用して中古物件を購入するときに、どんなところに注意して、どこをチェックしておけばいいのでしょう。新築購入のときと比較しながらポイントを上げてみます。

○中古のほうが金利は高い?最近の住宅ローン事情
ここ数年は、いわずと知れた住宅ローン超低金利時代の真っ只中です。これ以上は下がらないだろう…と思っていても、年月を追うたびに最低金利水準を更新し続けています。借り時がいつなのか?これからまだ下げ止まらないのか?借りる側としてはできるだけ低い金利を狙って返済開始をしたいですね。

●リフォームローンが高かったのは以前の話
従前、住宅ローンは「新築物件向け」に扱われることが多かったのですが、近年のリフォーム人気や、バリアフリー・省エネ住宅への税制優遇など、世の中の流れを反映してか、銀行やモーゲージでもリフォームローンの金利引き下げ合戦が始まっています。
これまでは、「対象が中古住宅ならローンを貸し渋られる・購入と同時にリフォームするとローン金利が高くなる」という風潮がありましたが、最近はどの金融機関も、中古住宅の購入向けに様々な商品を扱う様になりました。
住宅とリフォームをダブルローンで申し込むと、リフォーム部分の金利が高いという問題は、特に解消が目立ってきました。本体とリフォームの費用を一体化して借り入れすることもできる様になりつつあります。

○中古住宅購入とローンの開始時期
住宅ローンの審査には、早くて3週間、通常は一ヶ月程度の時間がかかります。仮審査は早々に済みますが、本審査では資力や返済能力、借入額、就労先などの条件を相互判断するため、このように時間がかかるのです。
ローンの審査条件は、新築も中古もほぼ同じです。ただ、耐震や構造などの条件によっては、中古住宅の場合ローン審査が難航することもあります。しかし、新築住宅よりも早く引渡しすることが可能なので、ローン審査と物件の契約にタイムラグが無いようにしましょう。

○中古と新築の住宅ローン借入額
中古住宅だからできるだけ借り入れを押さえて、早めに完済したいと思う人もいるようですが、住宅の契約や取引では、新築住宅のときに不用な費用もあります。
例えば仲介手数料(不動産会社への報酬)は、宅建業法で上限の定めはありますが、おおむね5~10%程度発生します。この必要経費にかかるお金も、住宅ローンの借入額にプラスしておきましょう。
中古ならではの必要費用で、手出が多くなり頭金が充分でなくなってしまわないように、細やかな支出計算をして、安心することができる金額を探りましましょう。

【著  者   長 岡  利 和】


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