中央線は外せない 通勤ラッシュとどう付き合う?

東京都心で生活していれば、通勤や通学のラッシュが名物のようにもなっていますが、朝夕方のピーク時間をずらす、またJR中央線以外の私鉄各線と連絡を上手くこなすことでラッシュ緩和を図っているビジネスマンや学生も多いはず。

都心を目指すビジネスマンやショッピングメインの若者が多く新宿を目指して昼夜移動しますが、新宿から東京に乗り換えなしで行けるのはJR中央線と東京メトロ丸の内線です。
出張が多いサラリーマンにとって、通勤から出張先までの連絡がスムーズだと、その分乗り換えストレスや移動の負担を感じずに済みます。

○中央線通勤がより快適に
オリンピックの招致が決まって、東京の都市開発や誘致施設についての整備に関するニュースが、ここ数カ月の間に事の他多くなっていますが(知事就任以来継続して問題となっている東京新都市開発も含めて)、更に多くの事業が進行していくでしょう。
先駆けとして発表されたのが、JR中央線のグリーン車導入です。東京のJR路線のなかでも特に混雑することで有名な中央線の打開サービスとして2015年2月に発表されました。
中央線の通勤ラッシュは、JR東日本が運営する路線で最も混雑し、また2分間隔で列車が走るという過密さと混雑具合が解消されない問題を常に抱えています。
そこで、グリーン車を導入する事で、車両を2両増やして(10両から12両編成で)運航し、指定定員数分の座席を確保される利用者メリットは大きいでしょう。
2020年をめどに運行を開始するとされているこのグリーン車導入計画を待ちわびている人も多いようです。

○人の往来で混雑 ラッシュを避けるためには
JR中央線以外の私鉄や都営地下鉄を使い、特に高田馬場や新宿を経由する上に混雑率が割と低めの西部新宿線を利用できる西東京の在住者は有利かもしれません。始発乗車ができるタイミングを計りながら、可能であれば6時台の電車に乗るのが理想でしょう。
始発駅となる高尾からの乗車ならば座って通勤も可能になります。後の立川・三鷹間では駅に停車するたびに乗客が押し込まれるという状況が始まります。
立川や国分寺は、下りる客よりも乗車する客の方が多くなるため、通勤ラッシュに慣れていない人や体験したことがない人はかなりのショックを受けるようです。 
中央線のラッシュピーク時間帯は8時30分がポイントです。もちろん通勤客が一気に押し寄せる8時から8時30分は、どの沿線でも混雑します。この時間をさけて通勤するのが最も取り入れやすいラッシュ回避の方法でしょう。
 
【著  者  長 岡  利 和】


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