中央線の便利と快適を実現 充実しすぎる駅ナカ事情

東京ライフの中核を担うといっても過言ではないJR中央線。移動手段として、東京にある鉄道では最長距離を走る中央線は、都心から郊外まで幅広い人々の生活を支えています。
移動手段としてはもちろんですが、中央線沿線には、生活のあらゆるシーンにも大いに役立つ施設がたくさんあります。そして、駅を出なくても必要なものやコトが実現できる「駅ナカ」も魅力です。
進化し続ける東京の利便性を追求する、中央線の駅ナカ事情を覗いてみましょう。

〇駅ナカ運営の二大勢力
中央線の主要駅に、商用施設や娯楽施設を巻き込んで展開する「駅ナカ」店舗で有名なのは「nonowa」と「CELEO」です。
乗り継ぎ駅や住宅など、人通りが多い中央線の駅を中心に店舗展開しています。

●nonowaブランドイメージは「中央線の暮らし」
株式会社JR中央ラインモールが運営するnonowaのコンセプトは、緑と人、街との連携。中央線の暮らしを豊かにすることにあります。
西国分寺をスタートとして、武蔵野を中心に中央線駅から発信する生活スタイルと、豊かな暮らしの提案を目的にした店舗展開、そしてその時々に応じた各種イベントが随時計画されています。

●nonowaの店舗展開
駅高架下に駅出口と隣接するように建設されているnonowaは「国立」「武蔵小金井」「東小金井」「武蔵境」「西国分寺」の店舗があります。
また、沿線の高架下に軒を連ねるように開発されているのが、「ののみち」です。駅を出てからも、店舗を道脇に眺めながら高架下を快適に歩くことができる工夫がなされています。
駅ナカの続きを進むように行き来したり、周辺で行われるコミュニティイベントに参加したりと、地域との連携や取り組みが実現できるエリア作りを見ると、充実した生活が送れるような気がしてきますね。

CELEOは生活のすべてを支える駅ナカ
JR東京西駅ビル開発株式会社が運営するCELEOは、国分寺・八王子南館・八王子北館・西八王子・相模原・甲府で展開しています。各店舗5~9階フロアの建物で、生鮮食品からファッション、フード(デリカテッセン)だけでなく、カルチャー施設や家電量販店の併設など、ワンストップで生活に必要なものがすべてそろうほど充実度が高いのが特徴。
成城石井やビックカメラ、マツモトキヨシなどのインショップを取り込みながら、魅力ある店舗が多く入居している商業施設として十分な機能を果たしています。
CELEO独自のポイントカードがあり、買い物額に応じてポイントを貯めることで、買い物券に交換できるサービスもお得感があります。
仕事帰りに気軽に立ち寄るニーズから、ハイブランド志向のショッピングニーズまでを満たすことができる、店舗の充実度がとても高い施設といえます。

【著  者   長 岡  利 和】


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