井の頭線沿いで住みやすさを感じられる場所探しを

 家賃が高い、物価も高い、治安が良くない…。地方から上京した人にとって、東京の暮らしはいろんな面で生活しづらい印象を持たれがちです。それは、東京都内に住む人の引っ越しでも同じこと。生活拠点を移せば、それまでと全く違う生活が始まります。だからこそ、住みやすさを感じるエリアをあらかじめリサーチしておくことが大切です。
 賃貸契約後に後悔はしたくないですね。住めば都、ではなく、自分のライフスタイルや生活サイクルに合っている場所を基準にして選びましょう。

〇住みやすさの基準をどこにおくか

 人それぞれ、生活の中で何を一番大事にするかは異なります。広く一般的に住みやすいといわれているエリアを限定しても、それが自分にとってはフィットしないこともあるでしょう。また、自分の理想を強く持ちすぎて、「こうでなきゃダメだ」と思い込むと、選択肢を狭めるだけで納得に至りません。
 あっせんする不動産担当者と話をしながら、アドバイスを元にしてベターな住みやすさを探っていくうちに、当初自分が思い描いていた住みやすさに近い物件を、意外なエリアで叶えられるかも知れません。

〇治安のよさで住みやすさを決めるなら

 東京は人も多いし、犯罪に対して漠然と言い知れぬ怖さを感じている人もいるでしょう。特に女性は、部屋探しのポイントで治安の良さだけは譲れないという人が多いです。
 井の頭沿線で治安のいいエリアといえば、明大前駅や駒場東大前駅。大学生が住む割合が非常に高いことと、住宅街が近いことが治安の良さに影響しているように感じます。渋谷駅までのアクセスが徒歩圏内でありながら、家賃は他の井の頭線エリアと比較しても、値ごろな物件が多いのが特徴。

〇オシャレで移動がスムーズ 井の頭超人気エリア

 東京で鬼門となる「移動」と、ライフスタイルの「おしゃれ度」が、トータルでバランスの整っているエリアとして全国的にも有名なのが、井の頭線のシンボル駅ともいえる吉祥寺。そして下北沢です。
 吉祥寺人気は不動の安定感があり、近年は下北沢も人情派な雰囲気と若者の好奇心を刺激するショップやカフェがそろったエリアとして認知度が高まっています。
 なにより、この二つの駅は、都心やその他のエリアをつなぐ連絡が非常にスムーズで、所要時間も短いというのが魅力です。治安面で軽犯罪が多い印象がある点は否めませんが、駅から少し離れた場所の物件を探していくと、民家も近くて住みやすく、落ち着いた環境もあります。現地を見て比較しながらじっくり探していくと、理想に近い物件に出会えるでしょう。


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