固定資産税の納税通知書が届いてから納税までの流れとは?

例えば、夢のマイホームを購入後に送られてくるのが、固定資産税の納税通知書ですが、どこから送られてくると思いますか? 当たり前ですが、市町村(東京23区の場合は東京都)から届きます。このような、当たり前だけれどちょっと分からないこともしっかりと確認しておいた方がいいです。なぜなら、納税通知書というのは遅れると財産の差し押さえまである大事なものになりますから、大まかにでもいいので事前に納付までの流れというのを把握しておくべきです。よって、固定資産税の納税通知書が届いてから納税までの流れをまとめてみました。

■固定資産税を納税するまでの流れ

固定資産税は、それぞれの土地や家屋ごとに評価をし、それを元に税額が決められます。例えば住宅の場合だと、住宅の所有者からの連絡もしくは、表題登記が行われた登記所からの通知によって市町村が住宅を把握し、評価をするために担当者が現状の調査を行います。また、マンションの場合だと、施工した業者や販売会社からの資料を元に評価をすることが多いようです。

このように、住宅の評価額を元に税額を決め「納税通知書」または、「納税明細書」で通知することになります。この通知では、税額や納付期限などが記載されていますので、しっかりと確認しましょう。また、固定資産税の納付は4回に分けていることがほとんどで、納付期限の10日前までに通知されるようになっています。具体的な納期の期日については市町村によって異なりますので、各市町村の窓口で確認をするといいでしょう。

■納付する期限が過ぎたらどうなる?

忙しい人に多いかもしれませんが、ついつい納付する期限を過ぎてしまったらどうしたらどうなると思いますか?結論からいえば、まず、督促状が届くようになり「延滞金」というものが発生して、納付する額が多くなります。また、そのまま何も手をつけないでいると、財産(給与・預金・不動産など)の差し押さえまでありますので、うっかりなんて事がないように日頃から郵便物の確認をした方がいいでしょう。

■視点を変えれば資産価値!?

どうでしょうか、このような流れの中でしっかりと納付をしておかなければいけないということになります。固定資産税の納税通知書が届くと「払わなくてはいけない」という思いでいっぱいになる人もいるかも知れませんが、これは市町村(東京23区の場合は東京都)が一生懸命納税させようと取り掛かった通知ですから、逆の視点から見れば「どのくらいの資産価値があるか」というのも手軽に確認することができるといえるのではないでしょうか。せっかく届いた納税通知書ですので、その流れと内容を把握し、夢のマイホームの維持管理をしていきましょう。

株式会社大和・アクタスではこのような固定資産税のことや不動産売買について丁寧に対応していきますので、気軽にお問い合わせください。


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