住宅ローンは融資実行日の設定がポイント!!

住宅ローンの融資実行日は、事実上の融資が行われ物件購入の資金が振り込まれ、支払いが可能となる日のことです。融資実行日に鍵の受け渡しと購入代金の支払いが行われます。今回は、住宅購入から融資実行の決定までのタイミングと融資実行日に確認すべき点をまとめてみました。

■融資実行日?

世間一般にいう借入日のことです。銀行などの各種金融機関で融資の契約を結び事実上融資を行われる日が、融資実行日となり、実行される日がいつ頃になるのかは各個人個人の住宅ローン契約で定められていて、この時に注意が必要なのは、融資実行日と物件購入代金の支払日(=決済日)を同じ日に設定することが必要です。

■融資実行タイミング

売買契約の取り決めの日が決済日になりますが、融資実行日と決済日をスピーディに行うため不動産会社と提携しているローンを組むとよいでしょう。住宅ローンには、個人で金融機関と相談し住宅ローンを組む場合と、物件を購入する予定の不動産会社などが提携する金融機関を通じてローンを組む方法と2種類あります。とくに後者は金利を優遇してもらえるケースもありますので、特にこだわりが無い場合は不動産会社の提携しているローンを活用した方が審査等の流れもスムーズに行えます。

■融資実行日+金利

融資実行日に注意が必要なのがローンの借入金利です。大半の金融機関は融資実行日の金利を適用するため、契約を5月に行い残金の決済や鍵の受け渡しを6月に行う際は、6月の金利が適用されることから契約月の金利が適用になりますので、重ねて注意しておいた方が良いです。

■住宅購入には資金計画が不可欠

自分がどの程度の住宅ローンが組めるか分からない方は、一度不動産会社に相談していただき資金計画を練り上げる必要性があります。不動産会社では、過去3年分の源泉徴収票を要求されますが、住宅購入にどのようなローンが適しているのかプロの目線で見てもらうことも重要になります。

■申し込みから融資が承認

通常は物件購入申し込みと同時期に住宅ローン事前審査を行い、あらかた3日~1週間位で審査結果が出ます。この事前審査を突破したら契約を結び手付金と残金決済の日程を決めます。この後、住宅ローンの本申し込みと本審査を行い融資の承認をもらいます。本審査にかかる日数は2週間から3週間程度です。

■融資実行日の当日

待ちに待った融資実行日が来ました。司法書士や不動産会社担当者と売り手側と買い手側が立ち合い最後の確認を行います。確認作業と同時に鍵の引き渡しがあります。鍵を受け取り夢のマイホームに入居可能な状態になりました。

住宅ローンの契約や細かい手続きに戸惑うことも多く、わからないことなどございましたら、株式会社大和・アクタスまでご相談ください。金融機関と相談しながら必要書類の準備や契約に漏れがないか最後までしっかりお手伝いさせていただきます。


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