不動産の価格検証 安い時期はいつか

不動産の価格は、その時々で大きく変わります。しかし、それが賃貸物件か分譲購入対象物件かによって条件は大きく異なります。
少しでも安く借りたい・買いたいと思うのが消費者心理でしょう。買い時や借り時を誤ると、「後日同様の物件を見たら値下がりしていた」ということにもなりかねません。
不動産は価格交渉がタブーと思われている人もいますが、ここでは賃貸と売買物件に分けてその値段の安い時期をご説明します。

○売買不動産物件の安い時期は
マイホームや土地の購入を考えている人は、自分が買いたいと思ったタイミングで物件を探し始めるでしょう。中古住宅やマンション、空き地など販売している不動産は多岐にわたりますが、購入対象の物件価格の変動時期は、販売を開始した時期と関わってきます。
例えば、売主が「多少安くなってもいいから早く売却したい」というものもあれば「そう焦ってはいないけど売れれば良いな」位の意識で売りにだすものもあります。これこそ、条件は物件によりけりです。
購入のタイミングは、物件の価格に関わらず自身が欲しいと思ったその時期がベストです。そして、お眼鏡にかなった不動産があれば、その物件を基準にして価格や立地条件、引っ越し可能な時期などのその他要件を考慮していきましょう。
漠然と「家が欲しい」と思って物件探しを始めると、色々な不動産に目移りしてしまいます。また多くの物件数を比較しているうちに購入するための条件ハードルを上げてしまいがちです。「売れたあの物件のほうがよかった」と、条件ばかりをみて後悔することにもなりかねません。
ただ、相談をする不動産会社の担当者から、色々な情報を聞き出し、販売を始めてどのくらいの時間が経っているか、売却希望のオーナーがいつまでに売りたいと思っているかを知ることができれば、価格交渉に持ち込める可能性も出てきます。
まずは「どこでどのくらいの広さの不動産(土地付き一戸建て・マンション・土地のみ)を探している」という軸を自分できちんと意識しておくことが大切です。

○賃貸不動産の賃料は契約時期によって安くなるかも
アパートやマンションの賃貸物件は、転勤や入学卒業などのタイミングで最も引き合いが多くなります。
年明け1月から3月がそのピークで、退去と入居の契約が横行する不動産繁忙期です。そして波が去った4月から夏にかけて物件数は少なくなりますが、価格交渉が可能になるかもしれないタイミングと言えます。会社の転勤辞令が出る中間期の9月に一旦引き合いが多くなりますが、その他の時期は通常営業と思っても良いでしょう。
賃貸物件の家賃は不動産会社とオーナーの意思で決まります。長く借りられていない部屋があれば、(安くなるかもしれない条件を確認することはとても大切ですが)少しでも家賃を削りたいという人にとっては、4月以降が安い時期と言えるでしょう。

【著  者   長 岡  利 和】


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