リースバックは後悔する？メリット・デメリットを徹底解説！｜杉並区・中野区の不動産売却は大和・アクタス

リースバックの注意点

• 自宅の売却で後悔しないために！リースバックは本当に適切？

  近ごろCMなどでも耳にする「リースバック」。自宅を売却して買取代金を受け取りながら、賃料を払って自宅に住み続けられる便利な仕組みですが、思わぬリスクも存在します。
  リースバックで後悔しないように、プロと相談しながらしっかり計画を立てましょう。

• リースバック・不動産担保ローン・リバースモーゲージ　何が違う？

  ●リースバックとは？
  リースバックは、自宅（不動産）を売却することで、まとまった大きな資金を得ることができる仕組みです。売却するので所有権がなくなりますが、自宅を賃貸することでそのまま自宅に住み続けることができます。また、売却で得た資金は、任意売却と違い、自由に使うことができます。

  ●不動産担保ローンとは？
  不動産担保ローンは、自宅の所有権は保持したまま、自宅を担保にしてお金を借り入れる方法です。利用者の信用力と担保不動産の価値を総合的に判断して審査されるため、まとまった金額を比較的低金利で借り入れることができます。問題なく返済できれば自宅はそのまま所有し続けられますが、返済ができなくなった場合は担保不動産を売却されてしまう恐れがあります。

  ●リバースモーゲージとは？
  リバースモーゲージも、自宅の所有権はそのままで、自宅を担保にしてお金を借り入れる方法です。主に高齢者を対象にした貸付制度であり、借入人が死亡したとき、担保となっている自宅を売却して借入金を返済することになります。返済は毎月利息分のみなので、月々の返済は少額ですが、借入金の使用用途が生活費やその関連費用に限定されている場合もあります。
  それぞれの方法に独自のメリットとデメリットがありますので、ご自身の状況や不動産活用の理由に応じて適切なものを選びましょう。

• リースバックを検討する適切なタイミング

  ●急にまとまった資金が必要になった場合
  家族の介護・入院費用、子供の学費、事業資金などまとまった資金を調達することができます。

  ●住み慣れた我が家を手放したくない場合
  引っ越しや学校・仕事を変える必要もなく、周りに知られずに自宅を売却することができます。

  ●家の維持・管理費用を軽減したい場合
  リースバックでは不動産の所有権が失われるので、固定資産税や都市計画税などの税金や、管理費・修繕費などの費用負担がなくなります。

• リースバックのメリットとデメリット

  上記のように、リースバックの最大のメリットは、まとまったお金を、生活環境を変えずに受け取れることです。 自宅を売却して得たお金は自由に使うことができ、老後資金や介護・入院費用、借金返済などに充てることができます。
  また、同じ家に住み続けられるため、引っ越しの手間や仕事や学校を変えるなど、生活への影響もほとんどありません。
  一方、リースバックの最大のデメリットは、月々の家賃や管理費の支払いが発生することです。売却時にまとまったお金は手に入るものの、 その後は自宅に賃料を払い続ける必要があります。場合によっては、毎月の家賃の支払いが苦しくなって自宅を手放さなければならない最悪のケースも考えられます。
  また、住宅ローンの残債が多い場合は、リースバックが難しいと判断されることもあります。 もし、売却金額が住宅ローンの残債を下回った場合、オーバーローン（住宅ローンの残債が、その住宅の価格を上回ってしまう状態）となってしまい、 抵当権の解除ができずリースバックそのものが利用できなくなるからです。
  このほか、賃貸借契約に期限があり、退去を求められることや、 原則買い戻しができるものの、不動産会社の都合で途中で売却される、 買い戻しの際は割高になるなど、不利な条件になりやすいことにも注意が必要です。

• まとめ

  ご自宅の売却で後悔しないように、ご自身の生活スタイルや財政状況に応じて、適切な売却方法を利用しましょう。
  まずは大和・アクタスにご相談ください。